手元のウイスキーに化粧箱がない、ラベルが色あせたりはがれかけたりしている――そうしたボトルでも、栓が開いていなければ whisky-king の買取の対象です。箱の有無で目安がどれくらい変わるかは銘柄によって違い、価格表の箱付き・箱なしの欄が同じ銘柄もあれば、はっきり分かれる銘柄もあります。この記事では、価格表での見分け方、箱以外の付属品の扱い、傷んだラベルに手を加えないほうがよい理由、査定に出すまでの準備をまとめました。
箱がないボトルも査定に出せます
贈り物で受け取ったときに箱を処分した、引っ越しの際に外箱だけなくした、というボトルは少なくありません。whisky-king では、封が切られていないことを条件に、化粧箱や外箱、冊子がそろっていないボトルも査定します。箱が見つからないというだけで、お引き取りをお断りすることはありません。
ただし、価格表に載せている金額は「未開封で、ラベルや箱に目立つ傷みがない場合」の上限の目安です。箱が残っていない分や、残っていても角がつぶれている・日に焼けているといった分は、評価に反映します。どの点でどれだけ差が出たのかは、金額をお伝えするときにあわせてご説明します。価格表そのものの読み方はウイスキーの買取相場の見方で紹介しています。
包装紙やのし紙が付いたままのボトルは、外さずに、そのままの姿で査定にお出しください。竹鶴21年のページでも触れているように、はがす途中で化粧箱の表面を傷めてしまうことがあるためです。
箱の有無で差が出やすい銘柄・出にくい銘柄
銘柄ページの価格表には、仕様ごとに「箱付き」と「箱なし」の二つの欄があります。両方に同じ目安が入っていれば、箱がなくても目安は変わりません。反対に二つの欄の金額が分かれている銘柄では、箱が残っているほうが高く評価されます。いまの価格表を並べてみると、おおよそ次のような傾向が見えてきます。
| ボトルのタイプ | 例 | 箱付き・箱なしの欄 |
|---|---|---|
| 年数表記のない現行品 | 山崎NV、白州ノンエイジ、響ジャパニーズハーモニー、宮城峡ノンエイジ | 同じ目安 |
| 年数表記のある現行品 | 山崎12年・白州12年の現行品 | わずかな差 |
| 同じ銘柄の旧ボトル | 山崎12年の向獅子マーク、白州12年のピュアモルト表記 | 現行品より大きく開く |
| 長期熟成品・終売品 | 山崎18年、響21年、余市15年、軽井沢12年・15年 | 箱付きの欄が高めに分かれる |
| 付属品の多い限定品 | 山崎35年、響30年、山崎リミテッドエディション2015 | 付属品のそろった状態で一つの目安 |
年数表記のない4銘柄は、いずれも出荷が続いている現行品で、箱の有無で目安が変わりません。一方、同じ山崎12年でも、現行品は二つの欄の差がわずかなのに対し、向獅子マークの付いた旧ボトルでは差が大きく開いています。白州12年でも、ピュアモルト表記の時代のボトルほど開きが大きくなっています。古い時期のボトルや長く熟成させた銘柄をお持ちなら、査定の前に、箱が別の場所にしまわれていないか確かめておくとよいでしょう。
箱そのものが、ボトルの時期を確かめる手がかりになる銘柄もあります。山崎18年では外箱の色やロゴの段数を、響17年では新しいカートンかどうかを見ますし、山崎50年は木箱の内側に記された年号で発売年を確かめます。箱が残っていれば、価格表のどの行にあたるかも判断しやすくなります。
箱以外の付属品もまとめてご用意ください
評価に関わるのは化粧箱だけではありません。銘柄によっては、冊子や白箱、包み紙、ラベルを覆う保護フィルム、ボトルを包むスポンジなども付属品として確かめます。響35年では、梱包に使われていた段ボールや白い箱まで付属品に含めて見ています。
付属品の一部がそろわないボトルも、お引き取りできます。たとえば冊子だけが見当たらない場合でも、ボトルが未開封であれば査定はそのまま進み、欠けた分を評価に反映します。山崎35年のように付属品一式のそろった完品を価格表の基準にしている銘柄では、何が残っていて何がないかを一つずつ確かめてから金額を出します。傷んだ箱や破れた冊子も、処分せずにボトルと一緒にお持ちください。
ラベルが汚れた・はがれかけたボトル
長く飾っていたボトルや棚の奥にしまっていたボトルでは、ラベルの色あせ、日焼け、水濡れのしみ、擦れ、端のはがれがよく見られます。こうした傷みは状態として評価に反映しますが、未開封であれば買取の対象です。響や山崎の限定品などに使われている和紙のラベルは、しみや擦れが残りやすいため、とくに細かく拝見します。
表ラベルが読みにくくても判断できることがある
表ラベルの文字がかすれていても、銘柄や年数を確かめる方法はほかにもあります。軽井沢15年なら首のラベルや裏ラベルの記載から、山崎リミテッドエディション2014なら瓶に描かれた蒸溜所の絵柄から見分けがつきます。裏ラベルのロット番号が読めないときも、表ラベルや封、液面など、残っている手がかりを確かめて評価します。
拭かない・はがさない・貼り直さない
汚れたラベルを濡れた布で拭くと、しみが広がったり、和紙のラベルでは表面が毛羽立ったりすることがあります。はがれかけた部分をテープやのりで留めると、その跡がかえって目立ちます。どちらも元には戻せないため、ラベルには手を加えず、見つけたときの状態でお持ちください。手入れをしたいときは、ガラスの表面のほこりを柔らかい布でそっと落とすくらいにしておきましょう。
すでにはがれてしまったラベルの切れ端や、外してしまった保護フィルムが手元にあれば、捨てずにボトルに添えてください。山崎18年などに貼られているホログラムシールにも手を触れず、貼られたままにしておきます。シールが見当たらないボトルも、そのことを理由に偽物と扱うことはなく、価格表のシールなしの行で評価します。
査定に出すまでの準備
箱がないボトルや傷みのあるボトルは、先に写真で状態をお見せいただくと、どの行で評価するか、どこが金額に響きそうかを前もってお伝えできます。ボトル全体、表と裏のラベル、キャップまわりに加えて、気になる傷みの部分を近くから撮り、LINEかメールでお送りください。撮り方のくわしいポイントは古いウイスキーを売る前に確かめることにまとめています。
売ると決めたら、査定の日までボトルを立てた向きで、日の差さない涼しいところに置いておきます。箱のないボトルは光をさえぎるものがなく、ラベルの色あせが進みやすいので、置き場所にはとくに気を配ってください。
宅配で送る場合、箱のないボトルはエアキャップや新聞紙で包んでから段ボールに縦向きで立てて入れ、隙間には紙を詰めて、ボトルが動かないように固定します。箱の中で揺れると、ラベルがこすれる原因にもなります。梱包の手順は宅配買取のページでご確認ください。1本の価値が高いボトルや本数が多いときは、お近くの店舗への持ち込みや出張買取も選べます。お取引が決まったら本人確認書類をご提示いただきます。20歳未満の方からのお買取りはできません。